学校生活部活動・生徒会

軟式野球部

部活動概要

活動日 火・水・金・土・日
部員数 計18名
主な活動 1月)八幡宮初参り
2月)オフシーズン終了
3月)春合宿・練習試合開幕
4月)飛田穂洲杯 (県大会レベルの中学校が集まります)
5月)水戸地区春季大会(総体のシードを決める大会)
6月)総体(水戸地区) (中学野球最後の大会です)
7月)総体(中央地区)・総体(県大会)
8月)夏合宿・水戸地区夏季大会(新人戦のシードを決める大会)→新チーム始動
9月)新人戦(水戸地区) (新チーム最初の大きな大会です)
10月)新人戦(中央地区)・新人戦(県大会)
11月)水戸市体育大会(ライオンズ杯)←飛田穂洲杯出場を懸けた大会です
12月)オフシーズン開始・バッティングセンター特打・千波湖マラソン

過去の実績

  • 平成20年度 水戸地区夏季大会準優勝
  • 平成20年度 水戸地区新人戦準優勝
  • 平成20年度 水戸市体育祭(ライオンズ杯)第3位
  • 平成21年度 飛田穂洲杯 ベスト8
  • 平成21年度 水戸地区春季大会 優勝
  • 平成21年度 水戸地区総体 第3位

指導者の挨拶

 茨城中学校野球部のHPを閲覧していただき、ありがとうございます。1998年に本校に就職し、2年間高校野球部の部長を経験した後、中学校野球部顧問として活動してきました。
 本校は大学進学を目指す「進学校」です。しかしながら、大学進学自体を目標とするのではなく、将来的に社会のリーダーとなって活躍する人物を育成することを目標としています。そのためには、大学進学の前提となる学習能力を身につけつつ、たくましい身体と豊かな人間性を育成していくことが必要であると考えています。ですから、野球部では、文武不岐を基本にし、教室でしっかりと学習したうえで、さらに野球を通して人間的に成長してもらいたいと考え活動しています。


技術指導とともに頭を使った野球を目指し、野球を学びます!
 野球には「投げる」「捕る」「打つ」「走る」など、瞬間的に求められる技術的能力があります。この能力は、その子の身体能力や野球の経験値が大きくものをいう部分です。その一方で、「アウトカウントは?」「ランナーはどこにいるのか?」「今、流れは良い、悪い?」など事前に周りをよく見て、情報を収集し自分が置かれている状況を把握する「状況判断能力」も非常に重要です。これも野球経験値が大きく影響しますが、身体能力は関係なく、しっかりと一つ一つ理解していけば着実の身につくものです。野球部では技術指導とともに、「状況判断能力」を磨いていきたいと考えています。


硬式球に慣れる期間を十分に活用できます!
 総体の戦いを終えて引退をした後から高校入学までの約10ヶ月。公立中学校に通う高校野球を目指す中学3年生は、休日に野球塾などに通い、硬式球に慣れる練習をしていきます。
 茨城中学校では、土日だけではなく平日も高校生の練習に参加し、硬式球になれる機会をたくさん確保することができます。もちろん、はじめから高校生と同じハードな練習量をこなすわけではありません。故障には気をつけながら、少しずつ練習していきます。


様々な面でサポートさせていただきます!
 これからのお子様が過ごす6年間は体も心も大きく成長していく時期です。特に思春期特有の反抗期を迎えることになると思います。ですから、これまでの親子関係とはまた違った側面が出てくることと思います。また、学習ペースが上手くつかめず、意欲が低下することもあるかもしれません。そんなときは、クラス担任と協力してお子様の学校生活をサポートしていきます。何か問題が発生したときには、部顧問までご相談ください。中学校の部活として関われるのは正味2年間ですが、卒業するまでの期間、またさらに卒業してからもOBとして関わりを持っていこうと思っています。よろしくお願いします。

顧問 谷部淳一

初めまして。茨城中学校野球部のHPをご覧いただきありがとうございます。
監督を務めることになりました、数学科の栗原幸太郎です。

就職して分かったのは、学生時代は本当に自由だということです。友達と遊ぶも勉強するもなんでもできる環境にあります。そんな中、野球をすることを選んだ部員たち。自由な時間を野球に捧げることを選んだ彼ら彼女らには、少なくとも野球を選んでよかったなと思ってもらえるだけの価値を、この部に生み出すことを考えています。

だからまずは、楽しむことから目を逸らしません。彼ら彼女らは野球が好きだから中学でも続けるし、野球に興味を持ったから野球を始めたのです。その気持ちを大事にしたい。結局個人的に思うのは、野球は遊び、「ゲーム」だということ。ゲームだからこそ楽しく笑いながらやるのが自然だと考えています。

そしてゲームだからこそ、真剣に勝ちを目指さなきゃ、そして勝たなきゃ面白くありません。だからこそ、日常から勝ちにこだわります。常々伝えているのは次の2つです。
① 目の前のことに最善を尽くす
 普段は適当に過ごしているけれど、野球の中では丁寧な確認ができたり、プレーができたりします、そんな言葉を一切信用しません。普段の目の前のことにすら最善を尽くせない人が、どうして野球の中でだけは最善を尽くし続けられるのでしょうか。授業、宿題、補習、テスト、体育祭などの学校行事、挨拶、掃除、何事にも最善を尽くすのが大切です。
② 意識高く
 普段の練習の中の、何球もあるうちの何気ない一球。これにどれだけこだわりを持てるのかが、上達の仕方や勝負の場面で結果につながるのかに直結すると考えています。負けられない大会の、勝負が決まる一球と普段の練習の一球に差がないようにしようということです。

最後に、チーム作りの要は大人からの自立です。まだ中学生、どうしても大人が入らなければいけない部分はありますが、任せられる部分はすべて任せています。部員全員が打撃班や守備班などいくつかの班に分かれ、キャプテン副キャプテンと各班代表者による会議によりチームのあらゆることが決められます。すべては自分たちで自分たちをより強く、より上手にして勝つためです。
このチームでの2年半、子供たちは他では得難いなにかを得て、より大きく成長してくれるでしょう。日々子供たちと向き合い、ともにより良い道を探すことで、成長の手伝いをしてまいります。

監督 栗原幸太郎

OBの声

 中高一貫の私立中学は勉強を頑張るところだ。そのような考え方もあると思います。しかし卒業生として私は茨城中学校の野球部員であったことを誇りに思っております。

 初めはみなキャッチボールはおろか、球拾いもままならなかった私たちに、厳しくも暖かいご指導で礼儀礼節、技術はもちろんのこと、野球の楽しさや勝負の厳しさ、心の奥底から燃え上がって来る魂の叫びを教えてくださったのは、顧問の谷部淳一先生でした。扱いづらかったであろう年頃の私たちの本気を引き出して下さり、監督さんの愛のある指導があったからこそ厳しい練習にも、息の詰まるような大舞台にも仲間たちと笑って真っ正面から乗り越えられました。

 勝負は時の運。やるべきことをやり切って大一番を迎える、監督さんのその姿勢を学んだことは今や社会人となった私の人生に大きく影響しております。

 この先,茨城中学校で野球をやろうと検討している方、保護者の方々、部活動を経験した私からしてみますと、部活動と学業と歯車が噛み合うことが充実した学生生活を送れた最大のポイントであったと思います。どちらか片方ではなく、どちらも頑張れたことが後の大学受験や就職活動への馬力へ繋がったことは言うまでもありません。

首都大学東京・都市教養学部 高野純如君(2012年度卒業・茨城中学校出身)

→2017年 政府系金融金庫就職