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  • 2023/06/28
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茨祭で,フードロス削減への取り組みとして,規格外野菜を使ったドライカレーの販売とフードドライブを行いました

 国際教養コースの学校設定科目「協働探究ゼミ」では,フードロス削減を活動の目的とする「フードバンク班」があります。このフードバンク班が,茨城高校の文化祭「茨祭」において,本来廃棄されてしまうはずの規格外野菜をなんとか食品に加工し,販売できないか模索しつづけていました。数ヶ月にかけて構想・立案し,実際にドライカレーの販売を実現することができました。
 まず,いつもお世話になっているNPO法人フードバンク茨城さんにお声がけし,計画をお伝えし,指導を仰ぎました。そこで茨城県庁の環境政策課の方と連携するのがよいのではないかとアドバイスをいただきました。環境政策課の担当の方とお話を進めていくなかで,那珂市役所の産業部農政課の方をご紹介いただき担当の方と話し合いを続けたところ,農産物の地産地消を目的に活動を続けているフェルミエ那珂さんから野菜をいただけるように手配していただけることになりました。同時に,JA水戸の担当の方とも交渉を行い,同様に規格外野菜をいただけることとなりました。いただけそうな野菜から,本校の家庭科の教員を交え,フードロス食品のレシピを生徒自ら考案しました。このレシピは,お弁当を作ることについて予め快諾していただいていた花キャベツさんにお伝えしました。最終的にはドライカレーを126食作っていただき,茨祭で販売し,完売しました。この度,生徒たちの活動にご協力いただいた方々に改めて御礼申しあげます。ありがとうございました。
 今回の一連の協働探究の活動においては,企画を一から作り,販売し完売まで持っていくことができた生徒たちのエネルギーに大変驚かされました。この様子は,6/21(水)の茨城新聞朝刊にも掲載されました。
また,茨祭のバザーの企画としてフードドライブを行うことも計画し,実践しました。お越しいただいたお客様からたくさんの食品を寄付していただきました。ご協力いただいた方がたに御礼申し上げます。