第68回青少年読書感想文全国コンクール茨城県高等学校の部で、高校2年生の小室結子さんが県知事賞（第1位）を受賞しました。
小室さんの県知事賞受賞は昨年に続き2年連続となります。
受賞作「言葉は剣」（対象図書：『異常論文』〔早川書房〕より伴名練『解説―最後のレナディアン語通訳』）について小室さんは、「簡単に言うと、言葉を大事にしよう、ということを書きたかった。友人とおしゃべりをしている中で、言葉を大切にしていない自分に気づいた。『解説―最後の・・・』を読んで、言葉や言語は思考の根底にあるものだから、言葉を大切にしないと思考そのものまであいまいになってしまうと感じた」と話してくれました。
また、2年連続の県知事賞受賞については、「受賞を聞いて驚いた。2年連続で受賞できたことは自信になった。将来、文章を書く仕事ができたらいいと思っている」と述べていました。
小室さんの作品は、第68回青少年読書感想文全国コンクールにエントリーされます。

小室さんの受賞作、「言葉は剣」はこちらから読むことができます。