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  • 2021/11/19
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オンライン芸術教育を実施しました。

11月18日(木)、オンライン芸術教育を実施しました。
9月に実施する予定だった芸術鑑賞会(観劇)が新型コロナ感染拡大のため中止となり、代替の行事を検討していく中で、水戸芸術館と本校をオンラインで結び芸術に関する講義を行っていただくという企画が実現しました。
18日は、中学3年生から高校3年生を対象に、水戸芸術館現代美術センターの竹久侑先生に「社会に関わる現代美術」というテーマでレクチャーしていただきました。
鑑賞するアートから生きる術としてのアートへという現代美術の方向性をさまざまな実践例をもとに講義していただきました。
生徒たちからは「水戸芸術館の方から直接話を聞いて、アートに興味を持つ機会となった」「作品の配置や展示の仕方にもすべて意味があり、表現となっていると気づいた。水戸芸術館に行ってみたいと思った」「空間そのものを芸術にするという見方に気づかされた。茶道に通じるものを感じた」「特別な才能を持った芸術家が作品を作るのではなく、市民が参加するプロジェクトの中でアートを作成する活動が楽しそうでやってみたいと思った」「市民が必要なくなったものを持ち寄ってアートを作成するという活動はSDGsにもつながる発想だと思った」「作品だけではなく人とのつながりやコミュニティそのものが芸術に含まれることを知った」などの感想が聞かれました。
11月26日(金)には、中学1年生、2年生を対象に水戸芸術館現代美術センターの井關悠氏を講師に「佐藤雅晴展について」をテーマにオンライン芸術教育を実施する予定です。