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  • 2026/06/17
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Co-Labo「東邦大学実験講座」を実施しました

 本校では,昨年度より,これまで実施してきたテーマ別課外授業の理念を踏襲し,「Co-Labo」(コラボ)を開講しています。「Co-Labo」は,日々の授業で培った知識を前提として,現代社会から要請される課題解決能力を育むことを目標とした課外活動です。「地域協創領域」と「学問探究領域」に分類し,夏季休業中を中心に年間を通して複数回実施しています。

 6月13日(土),本校化学室にて,Co-Labo【学問探究領域】の一環として,東邦大学理学部化学科教授の桑原俊介先生をお招きし,「似て非なる物質の不思議」と題した実験講座を実施しました。

 今回の講座では,アミノ酸などを題材に,分子の構造の違いが性質やはたらきの違いにつながることを学びました。特に印象的だったのは,「キラル」という専門的な内容が,人間の体をはじめとする身の回りの世界と深く関わっていることです。また,キラルな構造がメガネなどにも応用されていることを知り,生徒たちは,理系学問が日常生活や技術と密接につながっていることを実感していました。

 講義の後半では,簡易的な旋光度測定器を用いた実験にも取り組みました。実験では,身近な薬品を扱いながら,薬品の匂いを確かめる場面もあり,生徒たちは「レモンの匂いだ!」「シール剥がしの匂いがする!」などと反応しながら,楽しそうに実験を進めていました。専門的な内容でありながら,身近な感覚や経験と結びつけて学ぶことができ,化学の奥深さと面白さを感じる貴重な機会となりました。

 今回の講座を通して,生徒たちは,理科の学びが教科書の中だけにとどまらず,私たちの体や生活,社会の技術とつながっていることを実感しました。大学での学問や研究の一端に触れることで,今後の学習や進路選択への関心を高めるきっかけにもなりました。