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  • 2026/05/11
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【Co-Labo×ドロップファーム】クリエイティブ農業が日本を変える!

 本校では,昨年度より,これまで実施してきたテーマ別課外授業の理念を踏襲し,「Co-Labo」(コラボ)を開講しています。「Co-Labo」は,日々の授業で培った知識を前提として,現代社会から要請される課題解決能力を育むことを目標とした課外活動です。「地域協創領域」と「学問探究領域」に分類し,夏季休業中を中心に年間を通して複数回実施しています。
 5月17日(土),昨年度に続き,株式会社ドロップ様にご協力いただき,「クリエイティブ農業が日本を変える!」をテーマとした課外活動を実施しました。株式会社ドロップ様は,本校からほど近い水戸市にあるフルーツトマト専門農場で,「大切な人に伝えたくなる商品」をコンセプトに,フルーツトマトの栽培・加工・販売に取り組まれています。
 当日は,代表取締役の三浦綾佳さんより,農業の現状や課題,農業の世界で起業するに至った経緯,そして現在に至るまでの歩みについてお話を伺いました。未経験の分野に飛び込み,農業とビジネスを結びつけながら新たな価値を生み出してきた三浦さんのお話は,アントレプレナーシップを考えるうえでも大変示唆に富むものでした。生徒たちは,農業を単なる生産活動としてではなく,社会課題の解決や地域の活性化,商品開発や販売戦略とも結びつく創造的な営みとして捉える機会となりました。
 特に印象的だったのは,アイメックという特殊フィルムを用いた先進的な農業の取り組みです。実際にアイメックを持参していただき,生徒たちが手に取ってその仕組みに触れることができたことで,先端技術が農業の現場でどのように活用されているのかを具体的に理解することができました。教室で聞くだけでは得られない,現物に触れる学びの大きさを感じる時間となりました。
 また,フルーツトマトの収穫体験をはじめ,糖度測定器の見学・使用,ジャムやジュースの製造工場の見学など,体験内容も非常に充実していました。自分たちで収穫したトマトの糖度を測定したり,加工品がつくられる工程を見学したりすることで,生徒たちは「生産」「加工」「販売」が一体となった農業のあり方を実感することができました。
 今回の課外活動を通して,生徒たちは,農業の現場にある工夫や課題,そして新しいことに挑戦する姿勢について多くのことを学びました。身近な地域に,社会の変化を捉えながら挑戦を続ける企業があることを知ることは,生徒たちにとって大きな刺激となりました。昨年度に続き,貴重な学びの機会をご提供くださった株式会社ドロップ様に,心より御礼申し上げます。