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  • 2025/12/12
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【Co-Labo×県庁】地元で働く魅力とは? -茨城県庁で働く卒業生による訪問授業-

今年度より、新しく開講している「Co-Labo」では、日々の授業で培った知識を前提として、現代社会から要請される課題解決能力を育むことを目標としています。「地域協創領域」と「学問探究領域」に分類し、夏季休業中を中心に年間を通して複数回実施されます。

 11月29日(土)、「地域協創領域」として、講師に茨城県庁人事委員会事務局から中根和久様、土木部河川課から柏将徳様をお招きし、「地元で働く魅力とは? -茨城県庁で働く卒業生による訪問授業-」というテーマで、高校1年生・2年生を対象にご講演いただきました。お二人は、本校の卒業生でもあります。

講義では、まず「公務員」についてお話いただきました。県庁以外にも、「公務員」という仕事は様々なものがあります。「公務員」としての仕事の特徴を「公共性」と捉え、民間企業との違いに触れながら、「地域への密着度」「事業規模」など、様々な尺度から公務員の仕事をラベリングしてもらいました。生徒たちも、公務員の仕事のイメージを明確に感じることができたようです。茨城県庁での具体的な業務内容についての話題に移ると、ご自身の経験も踏まえて、幅広い経験や企業誘致などのスケールの大きな仕事のお話に触れてもらいました。

 後半では、パネルディスカッション形式で質疑応答を行いました。県庁で働くなかでの率直な感想ややりがい、卒業生ならではのお話を伺うことができました。生徒からは、就職やインターンに関しての具体的な質問が出るなど、県庁の仕事についての関心が深まる時間となりました。中根様と柏様には、生徒からの質問に丁寧にお答えいただきました。生徒たちは、「県庁の仕事」は事務的な仕事が多い印象を持っていたようですが、想像していたよりも幅広く、そして自分たちの身近な生活を支えてくれていることを知ることができました。自分たちが生活している「地域」に貢献するというビジョンを持つことができた、非常に有意義な時間となりました。