今年度より、新しく開講している「Co-Labo」では、日々の授業で培った知識を前提として、現代社会から要請される課題解決能力を育むことを目標としています。「地域協創領域」と「学問探究領域」に分類し、夏季休業中を中心に年間を通して複数回実施されます。

中学１年生～中学３年生を対象に、「Co-Labo」の一環として、UNIQLO・GUの“届けよう、服のチカラ”プロジェクトに参加しています。希望生徒を縦割りで班分けし、各学年を対象に、校内で子供服の回収活動を11月中心に行ってまいりました。各班が掲示用ポスターや回収ボックスを、目に留まりやすいように工夫を凝らして作成していました。保護者の方々向けに配信するPRの文章も、生徒たちが作成しました。朝や昼休み、放課後の時間帯に、生徒たちは校内で回収活動を行いました。短期間ではありますが、子供服の回収のためにひたむきに取り組む姿勢に、生徒たちの成長を感じました。

　11月25日(火)の放課後、回収した子供服の仕分け作業を行い、翌日の26日(水)に無事に発送を完了しました。回収した子供服は、大きな段ボール18箱分になりました。作業を終了した生徒たちの、達成感に満ち溢れた表情は、何ものにも代えがたいものでした。回収した子供服は難民キャンプに送られ、２月に現地の様子がレポートとして送られてくる予定です。生徒たちには、活動の振り返りを行い、よりよい「学び」として消化してもらう予定でいます。

　“届けよう、服のチカラ”プロジェクトへの参加は、来年度以降も継続して行っていく予定でいます。初の参加となった今年度の反省を踏まえ、生徒たちの成長のために、よりよいかたちを模索していきます。

　改めまして、子供服回収に協力していただいたすべての皆様に、感謝申し上げます。今後とも、よろしくお願い致します。