夏季テーマ別課外授業において、茨城大学教育学部の大西有教授をはじめ、大西教授の研究室の大学院生、大学生協力のもと「LEGOマインドストームEv3を活用した、 盲導犬ロボットの製作チャレンジ」の講義を７月２９日～８月２日の５日間で実施しました。
茨城大学の中の決められたルートを案内することが出来る盲導犬を、LEGOマインドストームEv3というロボットで再現するという課題を達成するために、５日間ロボットやプログラムの製作・改善・修正・実行を繰り返し行っていきました。初日と２日目には、生徒達が目隠しをした大学生を案内する体験と目隠しをした生徒たちが大学生に案内される体験を行い、盲導犬に必要なものは何なのかを体験的に理解してからロボットの製作を始めました。最終日には苦戦はしながらも大学生や先生をゴールまで案内できる盲導犬ロボットを全員が製作することが出来ました。曲がる・止まる時に音を出して合図をしたり、センサを使って真っすぐ進めるようにしたり、エレベータが来てドアが開くまで直進を待つようにしたりなど、一人一人盲導犬に必要な物を理解した上でロボットを製作することが出来ていました。
受講した生徒たちは、粘り強く課題に取り組み、課題を達成した時の喜びを体験することで、真の学びの楽しさを味わうことが出来ました。また、盲導犬の素晴らしさ、日常にありふれている製品は様々な苦難を乗り越えて製品化されていることを実感していました。