８月２・３日に全国高等学校総合文化祭（ぎふ総文）将棋部門が岐阜県高山市で行われ、本校将棋部の佐藤世梛（高２）、石上雄一朗（高２）、石上琴美（高１）の３名の選手が参加しました。そのうち、男子個人に出場した佐藤世梛が勝ち進み、見事５位入賞を果たしました。佐藤は昨年度の全国総文祭で、男子団体で出場して５位入賞を果たしており、それに続く快挙です。

　佐藤は予選を３勝１敗で通過した後、決勝トーナメントでも勝ち進みました。優勝した広島県代表選手と準々決勝で対戦し、惜しくも敗れましたが、５位入賞という素晴らしい結果を残してくれました。石上雄一朗、石上琴美の２名は有力強豪選手との対戦が続き、予選で敗退したものの、全国の強豪を相手に健闘しました。

　全国大会直前の7月26・27日には、亀城プラザ（土浦市）を会場にして合宿を行いました。初日は茨城県の小中高の学生棋士が集まって、「茨城学生合同練習会」を実施しました。全国優勝選手を始めとする強豪選手が30名集結し、非常にレベルの高い練習会になりました。アマチュアの強豪棋士も参加してくれました。

２日目はＯＢで学生名人＆王将の天野倉優臣（元東京大学将棋部主将）他、多くのＯＢが集まってくれて、後輩たちに指導をしてもらいました。２日続けて濃密な練習が続き、充実した合宿でした。