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  • 2023/10/16
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高校2学年が被爆体験伝承者講話を実施しました。

10月19日(木)からの研修旅行で広島平和公園を訪れる高校2年生を対象に、被爆体験伝承者講話を行いました。
これは、終戦から78年、実際に戦争を体験された方が高齢化していく中で、被爆をされた方から話をうかがった伝承者が当事者に代わって講話を行うという活動です。
今回は、東京都国立市在住の広島被爆者・平田忠道さん(故人)から被爆体験や平和への思いを受け継いだ安斎陽子先生を学校にお迎えして講話を行っていただきました。
被爆時の平田さんの体験、被爆後の広島市の地獄のような惨状、必死になって行方不明の母親や弟を捜す心情など、平田さんの思いが安斎先生の言葉をつうじて切々と伝わってきました。
最後に「戦争にいい戦争など一つも無い。二度とこの悲しみを繰り返してはいけない」という平田さんのメッセージが紹介され、生徒たちはメッセージが映し出されたスクリーンを無言で見つめていました。