水戸駅南口ペデストリアンデッキにおいて，国際教養コースの生徒がイオンモール株式会社水戸オーパさんと連携し，8/27（日）に「Mito Teen’s Festival 2023」を共催しました。

　国際教養コースの学校設定科目「協働探究ゼミ」の班の一つに，水戸のまちを盛り上げたい！という想いを胸に集まった「まちおこし班」 があります。この班は昨年度もまちおこしのイベントとして水戸ホーリーホックさんと連携し，南町の広場「M-SPO」にて「Mito Teen’s Festival 2022」を企画・実施しました。こちらも非常によいイベントとなりましたが，集客数に課題を残っていました。そこで今年度は，集客数を増やしより活気あるイベントを行うために，水戸駅南口ペデストリアンデッキでの実施を企画しました。
　しかし，事はそううまく運びませんでした。ペデストリアンデッキを借りるのは容易ではなく，また今年新たに連携していただく企業を探すことも難航しました。そこで手を挙げてくださったのがイオンモール株式会社水戸オーパさん（以下，オーパさん）でした。数多くの困難を抱えた本企画でしたが，生徒の企画に対して適切な助言と援助を与えてくださり，無事に実施にまで漕ぎ着けることができました。
　本企画は，地域活性化のために「若者を中心として水戸・茨城の魅力の再発見を促す」「コロナ禍で活躍の場を失った若者に発表の機会を提供する」「地産地消の推進」を目的にしたまちおこしイベントです。イベントに関する企画・運営はオーパさんや教職員指導のもと，ほぼ全てを生徒自ら行なっています。当日は，写真にあるプログラムの通りに無事行うことができました。生徒司会のもと，本校吹奏楽部の演奏，高校生バンドのチャメドレアさんの演奏，茨城を中心に活躍されているシンガーソングライター藤良太さんの演奏，水戸のご当地アイドルre-mitoさんの各種イベント，来年千波湖で1万人ライブを企画している本校卒業生の磯山純さんの演奏で，活気あるイベントとなりました。
　本稿執筆者は，幸いなことに協働探究ゼミの授業を3年間持つことができています。そこで「まちおこし班」「フードバンク班」「動物愛護班」「メンター班」の生徒の様子を間近で指導してきました。そこではいつも生徒の持つエネルギーに驚かされます。構想力・実行力，それぞれの生徒が抱える想いや願いは，教員の想像をいつも超えてきます。なんとか生徒の持つ力を発揮するサポートができればと思いに授業に関わっています。今後も国際教養コース協働探究ゼミでは，各班が地域・社会のために数多くの企画を実施していくことと思います。つきましては，そんな生徒の成長を肌で感じながら，見守っていただければと思います。なお，「Mito Teen’s Festival」は来年度も実施予定です。ぜひご参集ください。
　本企画は，多くの方々の協力があって初めて実現したものです。共催してくださったオーパさんをはじめ，後援してくださった水戸市商工課さん，一般社団法人水戸コンベンション協会さん，水戸ヤクルトさんに改めて感謝申し上げます。また，企画に出店してくださったくれよん工房さん，アトラスキッチンさん，2tsumoliさん，駄菓子屋三平さん，出演していただいた本校吹奏楽部の生徒の皆さん，先生方，チャメドレアさん，藤良太さん，re-mitoさん，磯山純さん，ご協力いただいた水戸警察署の方々，水戸市役所各部署の担当の方々，水戸市立見川中の担当の先生，保護者の方々に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。