医学コースの活動

2020医学コース実績4

2020.09.26

高校3年生「医系小論文対策講座」

講師:北村 曉 先生
医系専門予備校富士学院お茶の水校

志望理由書作成講座を対面授業で行いました。志望理由書作成についての具体的な指導・アドバイスをいただきました。授業終了後には個別にアドバイスを受ける生徒の姿が目立ちました。

高校2年生「脳の話」

講師:佐々木 誠一 先生
元茨城県立医療大学教授

脳のしくみやはたらきについて授業をしていただきました。また、標本や顕微鏡で脳を実際に観察させていただき貴重な体験をすることができました。

参加した生徒の感想
  • 生物ではニューロンのところは学習していたがまだ神経までは出来ていなかったので、それを勉強した上で講義を聞けたらより身近に内容もしっかり理解出来たのではないかなと思う。この分野の授業を受ける時は今回の講義を思い出しながら学びたいと思う。 また標本や電子顕微鏡で見た脳は私が考えていたよりも本当にとても細かくなっていて驚いた。脳のスケッチもあれだけ細かく正確に書くのは確かに時間が必要だしあれをできる人は観察眼がすごい人だと思った。 今回の講義は生物選択の私にとってとても面白いものだった。
  • 脊椎動物のどの動物にも人間の脳と同じようなパーツがあることがわかった。また、脳についてはまだよくわかっていないが、今回来てくださった講師のような研究者の努力によって少しずつではあるが脳について解明しているのだなと思った。

高校1年生「感染症のリスクを考える〜病気・蚊・アフリカが教えてくれたもの〜」

講師:嘉糠 洋陸 先生
東京慈恵会医科大学教授

感染症全般の話をアフリカでの調査の様子も交えながら説明していただきました。コロナウィルスについても様々な感染症と比較しながらわかりやすく解説していただきました。

参加した生徒の感想
  • 夏になると出てきて、何気なく手で潰して殺したりしていたが、今回の講義を聞き 実は色々な感染症を人に媒介していることが分かり、蚊も侮れないと感じた。 蚊に刺されないようにと、虫除けスプレーをしていたが実際に効き目があると 本物の蚊で確認することができ良かった。しかし、塗ったところから1cmほどしか効き目がないとわかり、しっかりと塗り込もうと思った。
  • 元々マラリアやエボラ出血熱などに興味があり、本などを読んでいたがそこで一番驚いたのが 『世界で一番人を殺しているのは蚊である』という文だった。しかし今回の講義で、実際に 蚊の口から寄生虫が出てくる映像などを見て本当に蚊によって病気が媒介されていると改めて認識することができた。また、今回の講義を聞き、より一層大学ではウイルスなどを学び、将来 マラリアやエボラなどの研究がしたいと強く思った。
  • 私はコロナウイルスの感染が世界に広がってから、ニュースで流れてくる情報や茨城県や東京都の感染者数だけを見てコロナウイルスがどのようなものなのかを想像していました。でも、今回の先生の講義を聞いて、世界には沢山の感染症があり、コロナウイルスよりも致死率が高く、危険で怖い感染症が多々あるということを知りました。また、何百匹もの蚊で虫除けの効果を見たのもとても印象に残っています。虫による感染症を考えることで違う視点からコロナウイルスを見ることができる。先生がおっしゃったように沢山の色のメガネを持ち1つの物事をいろいろな視点で考えていきたいと思いました。