2020.07.18
論理的なよりよい「最適解」を導き出すためには、一人一人個人で考えるよりもチームで話し合った方がよいということを体験的に学べるワークショップでした。仕事はチームでするものであり、自分の考えや意見をしっかり他人に話し、ディスカッションしながらチームとして1つの方向性を出すことが大変重要です。活発に話し合ったチームが良い結果を生むということを生徒たちは体験しました。
先生は話し合いをする前に4つのことが大切だと言っていました。「安易な妥協はしない」「多数決で決めない」「少数意見を大切に」「必ず全員一致で決めること」。多数決は単に多いだけであっているかは分からない。少ない意見に耳を傾けてみたら、新しい考えが生まれるかもしれない。今日の討論会(話し合い)をやってみて、前よりもその考えに納得する事ができました。私1人で考えるよりもみんなの意見を聞いて「良いね」と賛成したりアドバイスしあったりする、それがとても大事な事だと改めて感じました。普段の生活ではあまりこんな風に他クラスの子達とかと話し合ったりする機会がないのですごく良い経験になりました。
病院で管理栄養士として活躍している熊谷さんに病院での仕事内容やカンファレンスの様子などリアルな現場の話を授業前半にしていただきました。生徒たちはリアルな現場の話に驚きと関心を持って真剣に聞いていました。授業後半では、グループごとに話をせずに片手だけを使ってチェーンつくりをしました。最初はなかなか上手くいきませんでしたが、こつをつかんだグループは創意工夫して多くのチェーンを作りました。はじめはぎこちなかったグループも最後は「チーム」としてのまとまりがみられました。
医系小論文講座<実戦編>の講座を今回は、オンライン授業で行いました。昨年度実施した内容よりもレベルアップした内容を生徒たちは学習し、一人一人が真剣に取り組んでいました。